独学素人の趣味で、作品や楽曲・キャラクターイメージの創作カクテルをしております。

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Sui

Author:Sui
下戸な独学素人バーテンダーです。
知らない事いっぱいあります。
適当なこともします。
キャラクター・作品・楽曲イメージのカクテルを作っています。Lilyさんは相棒。お酒は二十歳から。
https://twitter.com/Suicocktail

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graphical cocktail story【key tune】

 13名のクリエイターさんと共に、素晴らしい作品が完成できました!
 key tuneです!

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 \エモーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!/
 2016年2月のJBよりもちょっと前頃から多くの方にお声掛けし、一年の時間を経て、無事に完成させられました。ご協力していただいた皆様には感謝感激あめあられでございます。今回の作品は、「あなたを変えた楽曲」というテーマに沿った楽曲のご指定を13名のクリエイター様から頂き、私がカクテルを作り、それを絵に落とし込む、という内容でした。
 13名の方々から、知っている曲・知らない曲を教えていただき、そこからカクテルを作った時に込めた思い出を綴ります。前のcocktalesでも記載しましたが、ぼかしているところも含め、材料などネタバレも含みますし、こういう解釈を必要としないお方は、目を瞑ってくださると幸いです。

 ちなみにkey tuneは通販も展開しておりますので、BOOTHからぜひお手に取っていただければ幸いです。
 BOOTH [L2high]


 はじめに。
 カクテルという風変わりな二次創作をやっている人に、私はあまり多く出会ったことがありません。特に未成年の方にとっては、馴染みのない表現手法だと思います。写真では味は伝わりませんし、材料を記載しても、想像がつかない面も多くあります。おまけに私は独学の素人なので、きっと至らない点の方が多いのですが、それでも興味を持ってくださる方がいたこと、そして今回のkey tuneの作成にご協力してくださったことには、大きな喜びを隠せません。どうもありがとうございます。

● Iterator
 SOUND VOLTEXのBOOTH、まさに初代を彩った名曲のひとつですね!今でもレベルに相応しくない難しさで、プレイしてみると手ごたえがある譜面です。
 Iteratorって直訳するとコンピュータ用語の「繰り返し」って意味なんですよね。あの民族風の曲のどこに繰り返しが備わっているのかなって思いました。考えてみると、強く生きる民族の唄を感じさせるような曲調ですね。ジャケイラは家に矢印が飛び交っています。先祖代々、という意味と受け取り、その中に引き継がれる命、命の「繰り返し」というものを感じました。それを受け、今回使った4つの材料は、それぞれ巡り、繰り返す、春夏秋冬に代えたものです。ハーブが春、ミントが夏、林檎が秋、甘酒が冬……という具合ですね。爽やかな風味が香る、まろやかな味わいのカクテルです。
 この楽曲を指定してくださったのはたしかさん。おそらく、この作品で一番長い付き合いのあるお方で、たしかさんがいらっしゃらなければ、私はきっと、多くの音ゲーに触れずに過ごしたかもしれません。民族的な雰囲気にぴったりの、Iteratorの要素が散りばめられた素晴らしい作品を描き下ろしていただきました!ありがとうございますー!!


● CODE -CRiMSON-
 紅刃ちゃんの肌が眩しいジャケットが目印の一曲!ボルテキャラクターのイメージ楽曲コンテストで紅刃ちゃんのイメージとして描かれた楽曲です!正直当時の自分には難しすぎて悲鳴を上げていた記憶がとても濃いです……!
 紅刃ちゃんは大人しいい女生徒の姿だけでなく、禍々しい狂気の戦士の姿、そして妹を思いやる姉の姿、色々な側面が紅刃を成しているというのが、シュランツや映画音楽など、様々な要素が取り入れられたこの楽曲から感じ取れました。美しくも、禍々しく、様々な味がある人だなって思っています。そこで、オレンジです!オレンジという果実は皮は苦く、中は甘かったり酸っぱかったり、様々な味ですからね。
 ドラマチック、というキーワード、中盤の物悲しい、切ないピアノのフレーズが、私は大好きです。映画のワンシーンを切り取るみたいに、オレンジ色の夕陽に揺れる、真っ黒な髪の毛をイメージして、黒いお酒をフロートさせました。カクテルの構成は譜面を意識して凶悪そのもの。ウォッカがどんと盛り込んである上、上層はウォッカが浮いた状態なので、迂闊に近づくと40度のお酒で喉を切られちゃう構成です。飲み過ぎると簡単に酔って「狂気」となり、顔は真っ赤に染まってしまう、そんなカクテルです。
 描いてくださったのは、フォロワーさんが2桁の頃からずっと応援してくださっているクラノスさんことしのくらさん。当時はイラストを描く人だとは知らず、素敵なアルフェッカちゃんやリキュアちゃんのイラストには驚かされたのは記憶に新しいですね。私、しのくらさんのイラスト、好きなのですよ(key tuneのイラストを観ながら)。


● Prophet Vibe
 私の大好きなSotaさんの楽曲ですね!key tuneでは知らなかった楽曲をいくつか教えていただくこととなりましたが、大のお気に入りのひとつとなった曲です!Prophet Vibeは、シンセサイザーであるプロフェット5から文字っているそうですね。意識しまして、飾り以外、液体として飲むところは五種類という構成としています。
 直訳しますと「予言者の知らせ」ですね。歌詞でも歌われているように、予感というものは緻密な計算ではないものです。私もそれにあやかりまして、味と色合いの調整はしましたが、組み合わせについては自分の聴いてきた「Prophet Vibe」となる味の思いつき、予感に合わせています。そんな事をしていたら、うっかりお好み焼きの味のカクテルを合成した思い出があります。化学の力ってすごーーい!!()
 https://twitter.com/Suicocktail/status/753954014199373828

 さておき、爽やかな風味にほんのすこしのジンジャーシロップで、じん、と痺れるスパイシーな味を添えてお送りします。音が揺れ、零れ溢れるイメージとジャケットの雰囲気を意図してでミントチェリーとブルーベリーを組み合わせました。単色で作るには色々な意味で勿体なかったので、見た目からポップでキュートにさせていただきましたー!
 この楽曲のイラストを描いてくださったのは、瑞々しいキラキラのイラストが素敵なぴの字さん!楽曲やジャケットの印象ももちろんそうなのですし、ぴの字さんの描かれるイラストは本当にきらきらしたカラフルで瑞々しい世界観がとても魅力的で、今回ぜひそんな風に鮮やかに彩ってほしく思いました。そこで、グラデーションにミントチェリーブルーベリーという多色を使った次第です。今回収録させていただいたイラストも、鮮やかで目をとらえ、離さない、とても魅力的なイラストでしたー!大好きですっ!


●歌劇 月夜のアラビア
 ひとつの物語がドラマチックに成される、壮大な楽曲ですね……!こういう曲調の楽曲は多く知らなかったのもあり、とても新鮮な気持ちで作ることが出来ました。
 可愛くって、お転婆なラズリちゃんが広大なアラビアを旅し、様々な出来事とすれ違う情景を彷彿とさせます。この楽曲に合うよう、アラビアのバザールで売られていそうなもの、というイメージで道具屋商店街を練り歩き、イメージにぴったりのグラスを見つけられ、とてもほくほくですー!グラスの脚のところはラズリちゃんの髪の毛のように、少し盛り上がった雰囲気が印象的で、とても印象的です。
 カクテルは飲む宝石と言われるリキュールをベースにしました。様々な種類のリキュールを使い、砂漠の秘密の洞窟や、煌びやかなバザールをイメージに取り入れています。宝石だけではありません。フルーツも場合によっては宝石のように取引されていたり……かと思えば物によっては市場にたくさん並んでいたり、不思議なものですね。昼と夜とでまったく違う姿を見せる、魅力的なアラビアを、ところ変われば品ぞろえも、賞品の売れ行きも違うバザールや、そこをめぐる人々。ラズリちゃんがそんな世界を大好きと思いながら、アラビアの月夜を明かしていればいいな、と思い、グラスの中にそんな世界を取り入れました。
 この楽曲を描いてくださったのは、草菜さん。色使いやキャラクターの表情や、一枚の絵に詰め込まれる物語がとても魅力的な絵を描かれる方です。今回の作品は、ラズリちゃんだけでなく、可愛いあの子も勿論登場していますね!果物や装飾品の細やかさが、言葉では伝えられない程緻密で素晴らしい作品に仕上がっているので、これは必見ですよ……!


●SPARKLING FANTASY
 ボルテⅡの楽曲のひとつで、今となってはボルテキャラクターとなったトライプル先生の登場するジャケットが目印の楽曲です!実は密かにトライプル先生を推しているので、そんな意味でも完成がとても楽しみでしたー♪
 SPARKLING FANTASY、すなわち煌めきの物語ですね。スパークリングには発泡性のという意味もありますので、ソーダを主体に構成しました。今回使ったグラスは少し特殊な形状の物でして、グラスの底の部分によって発泡が長持ちするのです。炭酸の泡が巡回する様が見られて面白いですよっ。アラザンを加えたことによって、グラスの中はまさに銀河のひとかけら。銀色の煌めきがくるくると循環します。
 SPARKLING FANTASY、歌詞を見ても曲の音色を聞いても、少し私はノスタルジックな雰囲気を受け取ります。トライプル先生の顔もDELETED MOTIONの時よりも少しだけあどけなく見えます。遠い、幼かったあの日の約束というように、想いを馳せられるよう、ノンアルコールで構成させていただきました。
 瑞々しい爽やかな白桃とレモンの味に、甘い花の香りがするカクテルです。バイオレットとブルーキュラソーはおそらくカクテルをしていなければ知るはずのない味ですね。細かいメロディを主体とし、とってもファンタジックで幻想的な雰囲気が持ち味のBlackYさん。ノンアルコールとはいえ、幻想的な宇宙の雰囲気を意図し、未成年の方はきっと味わった事のない、ちょっと不思議な味がします。
 今回のkey tune唯一のノンアルコールを、お酒が好きというカガリさんが担当する話をyoshimoさんにしましたところ「うぅうん!?」というお言葉を頂きました。そんなカガリさんは、イラストの線が軽やかで、とても美しい方ですね!カガリさんは2016年の冬JBでColorsというイラスト本を出されていました。この作品の色使いや、キャラクターの表情に惹かれ、この度お願いしていただく心を固めました。key tuneの作品も、細かい所までとても丁寧に仕上げてくださり、トライプル先生の指先から髪の先、表情、そしてカクテルのリボンの表現まで、大変魅力的な1ページです……!


●Proluvies
 Proluviesはミスティカル・ストライクのリヴァイアサンというポジションを担当した低速の曲ですね。「冷えた酒は後から、ゆっくりきく」という言葉があるように、クラックドアイスで満たした冷たいカクテルです。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という有名な言葉がありますね。この楽曲……もしくは、このカクテルなんて試練に打ち勝つためには、強靭な精神力が必要となるのかもしれません。
 ライムピールでリヴァイアサンが潜む海の世界を描かせていただきました。見た目はリヴァイアサンの恐ろしくも神秘的な存在をイメージし、重厚なグラスにくわえ、青のグラデーションを重ねた色合いにしました。塩と柑橘の風味で飲みやすいですが油断は禁物。度数は氷で薄まりはするものの、原酒は度数が高く、重く響くカクテルです。痺れる楽曲の雰囲気に、BPMを自在に操るかめりあ氏の巧みさ、そしてリヴァイアサンという幻獣の神秘をカクテルに込めました。
 この曲を描いてくださったのは、ロードラカクテル本でもお世話になりました、桐島ちとせさん!ポップな絵柄が特徴的で、ロードラの時もレムちゃんを可愛く描いていただきました!個人的には可愛い絵柄という印象の方なので、今回のProluviesという楽曲をご指定いただいた時、この重さのある激しい曲がどんな風になるかは正直想像つかなかったです。作品を拝見した時は、目からうろこでしたね。冷たい静寂、まさしく深海のリヴァイアサンに、ちとせさんの絵柄が見事に噛み合っていました!素晴らしいイラスト、どうもありがとうございました……!


●Ha・lle・lu・jah
 ボルテのプレイヤーなら知らない人はいないのでは?屈指の名曲で、初代からずっと愛されている楽曲のひとつであると思います。まさしくボルテを代表する曲のひとつ、と言って過言ではないでしょう。
 ベースのカラーリングとして選んだのは、ボルテ初代の深いブルーとシルバー。深みのあるブルーを生み出すのに使ったのは、レイシスの祈りをイメージしたローズカラー、華やかな味のロゼワイン、情熱を迸らせて突っ走る雷刀をイメージした真紅のパッションフルーツリキュール、そして仄かな苦みと烈風刀らしい知的なブルーカラーが特徴的なブルーキュラソーの3種類だけ。材料を入れるだけでは美味しさも深い青という絶妙な色は構成できません。SOUND VOLTEXのハレルヤ組こと3人の祈りがひとつに重なった時完成するカクテルというイメージで構成しました。華やかでもしっかりした味の、楽曲らしさを出したカクテルに仕上げました。個性も色もまったく違う3つでこのカクテルを作れたのは、誇らしい気持ちです。
 この楽曲の指定、そしてイラストを描いてくださったのは、NbYRさん。私がボルテを知って、初めて触れたファンアートを描いた方が、おそらくこの方でした。嬬武器双子のとてもカッコいいイラストで、今でも心に残っています。なので、今回このような形でご一緒させていただけたのはとても嬉しかったのです。NbYRさんのイラストは勿論ハレルヤ組!真っ青な世界に鮮やかな色が添えられたカッコ良いイラストは、ほれぼれしちゃいますよ……!


●Hollywood Galaxy
 リフレクは何気に初代からプレイしていましたが、当時は近所にゲームセンターがなく、やりこむには至らなかったのですね。なのでこんな風に名曲に触れる機会があるのはとても嬉しいものです。
 さてさて、ハリウッドって聞くと地名のハリウッドを思い出しますね。けれどそれとは違う意味があるということで、私はあとからかかってくるギャラクシー、星雲を汲んで【近いようで遠く、決して触れられないもの】を意図して作っています(難易度的にも当時かなり難しかったそうで)。
 このカクテルはシャーリーテンプルというハリウッドの子役の名前から来ているノンアルコールカクテルを少しモチーフとして取り入れています。子供は大人に手が届かず、こんな風に背伸びをしているんですね。一方、大人になってしまえば過ぎた時間には、シャーリーテンプルだった時代には、もう手が届かない。届かない場所に、人は手を伸ばし続けて生きていく。誰しもが背伸びをするけど、子供は大人になることを望んでも、すぐに大人にはなれない。でも、大人になったら逆に思い出すんです。子供だった頃。どんなに屈んでも子供には戻れないこと。近そうで遠い、手を伸ばしても届かないそれは、きらびやかなハリウッドの世界にも、輝く星雲にも似ています。つまり、子供は触れられないアルコールの壁だけど、大人になったら物足りない、低アルコールの味、それが、私の解釈でした。
 無機質な曲は難しいからってついついこういうところを込み入らせてしまうのは悪い手癖ですね。曲の通り、涼やかな雰囲気の一杯です。
 撮影にはれーき氏の協力を得て某所で撮影して参りました。
 この曲のイラストを手掛けてくださったのは、表紙も描いてくださったyoshimoさん。可愛い女の子を別の名義で手掛ける一方、こちらの名義では3DCGがメインだそうで、精密な素晴らしい作品を手掛けていらっしゃいます。今回の作品も細部までこだわっていただきました……!!まさにあんな作品を望んでおりましたので、見事に汲んでいただきうずくまるくらい嬉しいです。金属面の光がとても好きなので、ぜひ紙面で見ていただければ(略)
 yoshimoさんでなければ、このカクテルをこの形に仕上げることが出来ませんでしたし、その意味でもとても感謝しております。


●Everlasting Message
 KACの最優秀賞受賞作品ですね!前回の音ゲーカクテル本ではアルトラを収録したので、続けてこんな神々しい曲を手掛けるとなると、腕が鳴ると言いますか、緊張しますね……!
 今回は、白ワインのサングリアをベースにしております。フルーツ漬けのサングリアは普通は赤ワインが用いられますね。今回のカクテルでは、後々にハーブリキュールとシロップで赤く染める手法を取っております。エバラスの採用者コメントや曲調から「未来を色付ける」というものを受け取ったので、最初から色付いている赤ワインを避けたのです。
 フルーツは製作にあたりましてはキウイとオレンジを用いましたが、場合によっては他のフルーツを用いて千差万別の表情を見せるカクテルです。レモンを使えばより爽やかに、かつ仄かな苦みが、パインでは南国のような華やかな雰囲気が、苺なら甘く、ジューシーな風味になるので、色々試したくなっちゃいますねっ!♪ 様々なフルーツを奨励する理由としましては、王女であるレイシスの姿が印象的で、「民を統治する王女」を指し、KACで苦楽を共にした仲間の個性をフルーツに代えてお送りしました。
 ハーブの少し苦いリキュールで、苦く厳しい決戦すらも、あの時の、決勝戦の時の気持ちのひとつ、スパイスとして、調和し、永久の福音となりますように。そんな思いを込めた一杯です。
 エバラスのイラストを手掛けてくださったのは、penさん。甘く、時折苦く、大人っぽい雰囲気から華やかな雰囲気まで素晴らしい作品を手掛ける、当時の私にとっては雲の上のようなお方です。個人的な話をしますとボルテ初代の全員集合絵が大好きで、みんなが笑顔でいるのが印象的でした。今回寄稿してくださったイラストでも、レイシスの零れるような笑顔が描かれているのがとても嬉しく、ドレスに蕩けたカクテルみたく、私まで融けちゃいそうなくらいです……!


●FLOWER REDALiCE REMIX
 カクテルを作る上で、実は苦手なことが2つあります。ひとつはボス曲もとい、無機質な曲であること。もうひとつはリミックスであることです。未早さんの全身全霊がこもったリクエストなので、ありがたくいただき、多くの事を考えました。
 FLOWERって曲をまず考えたとき、基盤としてSEEDという曲があり、私はどこかで「撒いた種が花開く」というフレーズを聞きました。シードリキュールを使い、やや甘味のある優しい味を加えてます。
 けれども、REDALiCEさんのリミックスも原曲もとってもライブを盛り上げる臨場感のある曲となっていますね!特にREDALiCEさんのものはそんな臨場感が強いと思い聴いております!親しみやすいラムをベースに、ハッピーで華やかなパッションフルーツリキュールを加えて作りました。真っ赤なカクテルを彩るFLOWERでは欠かせないトルネードは、食用ベルローズの飾りとして表現しています。
 カクテルでは基本的ににおいの強い花がある環境はNGです。カクテルの味を邪魔してしまうからですね。けれどこのカクテルでは花を一輪、飲み手の好きな花を一輪添えてサーブするスタイルとして挑戦させていただきました。
 一人一人、好きな花が違います。それくらい、すごく一人一人というのは個性的です。一人一人好きな花を添えて、その香りと共に味わって欲しい、千変万化するカクテルです。味と嗅覚は密接に絡んでいますので、同じ味にはならない、オンリーワンのカクテルとなるでしょう。「ライブを盛り上げる一体感を作り出せるのは他でもない、それぞれの個性。真っ赤でハイなリミックスもそんな個性のひとつ。フルーティーでハイな味を楽しんでいきましょうね!」って感じです。
 この楽曲を手掛けてくださったのは、FLOWER REDALiCE REMIXのADVジャケットを手掛けていらっしゃる未早さん。ひと目で未早さんのイラストとわかる個性と鮮烈な線画が印象的な作品の方です。この女の子の名前は、はなちゃん。未早さんも、そしてはなちゃんも、個性を持った一輪の花なのですね、と感慨深い気持ちです。ありがとうございます。


●終末を追う者
 jubeatとポップン、両者で初出となった楽曲ですね!先にも挙げた通り、こういうタイプの楽曲が最も作るのが苦手な部類のひとつですので、それも含めて大苦戦しつつ、色々考えた果てのひとつの形であると思ってください。この曲の行きつく終末はおそらくひとつではないと思うんです。宇宙の事を考えすぎて真理に達しそうでした()
 楽曲はPONとS-C-Uという激しい個性がぶつかり合い、時には手を取り合い、同じ楽曲の終末を目指す、閃光のような煌めきと鋭さが見出せる曲ですね!大好きです!カクテルにおいては、全く違う2種のスピリッツを使っています。例外はありますが、スピリッツを2種類以上混ぜるのはかなり難しく、多くの場合ではタブーとなりますね。味が混ざり、悪酔いの元となります。しかし今回は先述した通り、ふたりの個性の強いアーティスト、そしてカノープスと彼の犬が、様々な意味合いで同じ終末を追う楽曲だと思います。あえてそのタブーを侵しつつも、互いを壊さない配合と組み合わせで、ウォッカ、そして日本酒を2つのベースとしてチョイスさせていただきました。
 カノープスさんのアニメモーションがとても印象的ですね!投げられたフリスビーを閃光を散らしながらキャッチする犬をイメージし、ホーセズネックスタイルのカクテルにしました。流星群(カクテル中ではクラッシュドアイスとアラザンにそのニュアンスを持たせました)の中、鮮やかな光を散らしながらフライングキャッチする犬の勇姿が印象的です。軌跡を追うようにグラスの外面には銀箔スプレーが塗布されています。度数は氷が溶け、(カクテルの)終末に向かうにしたがって落ちますが、激しい疾走感を持つカクテルです。今回のカクテルは色を持たせず、透明にしました。ジャケットイラストにも宇宙にも、ずっと紺碧なイメージを持っていました。色の研究を、私はしておりました。黒が光を吸収する色であることはよく知られていますが、他の色も光を吸収してしまうんですよね(白は反射ですし)。吸収されたり、反射されたら、それ以上は進めません。無限に広がる先に進むために、何にも阻まれない為に、宇宙は透明、とさせていただきました。透き通る空間を突き抜けていきましょ!そんなカクテルです。
 描いてくださったのは2016年の冬の東京JB。あさとさんのスペースで出会ったつぎろさん。その時点でつぎろさんのイラストは、名刺一枚のみ。そのイラストの雰囲気にどうしようもなく惹かれたのです。勢いでお願いしたのはいい思い出ですねえ。かなり抽象的なニュアンスを見事にフライングキャッチしてくださりました!製作過程でお話していて、色々と突き刺さったそうです。そんなお話が出来る友人が増えたという意味でも、今回はとても嬉しい機会でした。


●Sorrows
 それは、絶望の曲。 Sorrows、すなわち「絶望」という曲です。このカクテルを考えるにあたって、絶望という事について考えました。楽曲のコメントでは「世界のすべてに絶望しても、頬を流れる涙のぬくもりが生きているという希望を示す」とされていました。絶望的な悲しみの中でも生きていることを微かな希望とする美しくも、儚い、しかし強く、芯のある声で歌われる曲です。 Sorrowsは「飲む絶望」ということで、ひとつ作ってみました。スポーツドリンクと組み合わせる事で、アルコールが吸収されやすく、弱い人ならすぐに酔ってしまうでしょう。上層は度数の強いウォッカで占められており、ひとくち飲めば約40度の直撃を食らいます。ブラックパインリキュールにより、薬酒のような不思議な風味で、いわゆるちょっと「飲み人を選ぶ味」です。グラスに関しても、口の方の広い世界から閉じこもるように、度数の無い、青い無垢なシロップは沈んでいます。黒い世界と交わることを拒み、グラデーションというよりはツートンという対立、不和の形をとらせました。そのような歪な形をいくつも盛り込んでいますが、その見た目は美しく、儚く、飲む人が飲めば、認められるカクテルでもあります。多くの人に嫌われる絶望の覚悟を背負い、認める人という微かな希望を信じた末の構成とし、私なりのSorrowsとさせていただきます。
 描いてくださったのは、私の友人がずっとアピカで使っているトライプル先生アピカを描いた、あさとさん。やや厚みとニュアンスのある素敵な絵柄のお方です。今回はポップンにおけるSorrowsの担当キャラであるかごめさんが描かれていますね。絶望を彷彿とさせる、重みのある1ページです。かごめさんの肌の白さとのコントラストに胸をうたれますので、どうぞ紙面でご確認ください。

●starmine
 印象的なメロディが持ち味の華やかな楽曲ですね!どこか懐かしい雰囲気がするのは、気のせいでしょうか……?
 starmineというこの曲は、文字通り「花火」を彷彿とさせる華やかな楽曲ですねー!Ryu☆氏の初めての一歩を彩った、歴史的な曲でもあるので手が震えますね?花火はいくつものカラフルな色が流れる印象なので、多色にしようかとても悩みました。その上で今回の形にまとまったカクテルです。夏の煌めきを詰め込んだトロピカルな風味に、華やかな飾りつけ。次々と溢れる音はずっと耳に残り、激しい光が目に留まり続けるみたいに消えてくれません。少し多めのロングカクテルで、後に残るような味を意識しました。これまた、この曲のために買ったグラスです。打ち上がる丸い大玉の花火みたく、ぴかぴかの音を、味を詰め込みました。ある意味シンプルかつ、別の面ではとてもこみいった一曲です。
 こちらの作品も、れーきさんのご協力をいただき、素晴らしいロケーションで撮影させていただきました。
 素晴らしく華やかな1ページを描いてくださったのは、私の人生を変えた人、Litbi氏。幾重もの色合いが重なり、流れ、光り輝く様が心にずっととどまって、消えてくれません。瞼の裏に張り付いた花火の光みたいです。
 私事ですが、おそらくLitbi氏がいなければ、私は今歩んでいる道に存在しません。ありがとうございます。


 皆様、携わってくださり、本当にありがとうございました。
 長きに渡るスパンにお付き合いいただき、本当に幸せでした。いつかまた、key tuneを。



・together 4 ever
 私のSota Fujimoriは、ここから。私のkey tune です。
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【 2017/07/11 03:01 】

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